セキュリティ
ITパスポート試験「情報セキュリティ管理」の問題
次の情報セキュリティに係る事象において,機密性,完全性及び可用性のうち,損なわれたものだけを全て挙げたものはどれか。職場のファイルサーバにおいて,サーバ上のファイルを全て暗号化して保存していたが,サーバがウイルスに感染し,一部のファイルが削除されてしまった。ウイルスの駆除とファイルの復旧に数時間を要し,その間は業務が行えない状態となり,利用者に迷惑をかけてしまった。
ア機密性
イ機密性,完全性
ウ完全性,可用性
エ可用性
正解
ウ.完全性,可用性
情報セキュリティのCIA三要素のうち、完全性(Integrity)はデータが正確かつ完全に保たれることを意味する。ウイルスによるファイル削除はこれを損なう。可用性(Availability)は必要なときにシステムを利用できることを意味し、数時間の業務停止はこれを損なう。一方でファイルは全て暗号化されており、第三者が読み取れる状態での流出はないため機密性(Confidentiality)は侵害されていない。
?選択肢ごとの解説
ア ×機密性のみとする選択肢だが、ファイルは暗号化されており外部への漏えいは起きていない。機密性は損なわれていない。
イ ×機密性と完全性の組み合わせだが、上記の通り機密性は維持されており誤りである。
ウ ○情報セキュリティのCIA三要素のうち、完全性(Integrity)はデータが正確かつ完全に保たれることを意味する。ウイルスによるファイル削除はこれを損なう。可用性(Availability)は必要なときにシステムを利用できることを意味し、数時間の業務停止はこれを損なう。一方でファイルは全て暗号化されており、第三者が読み取れる状態での流出はないため機密性(Confidentiality)は侵害されていない。
エ ×可用性のみとする選択肢だが、ファイルが削除されたことで完全性も損なわれているため不足している。
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