ITパスポート試験 の重要用語
試験で問われる114の重要用語を、意味・試験での問われ方・覚え方つきで整理しました。「〇〇とは?」がすぐ分かります。
システム企画1語
システム戦略4語
ビジネスインダストリ6語
ジャストインタイム→需要に合わせてその都度必要分だけ生産・調達することで、過剰在庫や保管コストを排除する方式。トヨタ生産方式で広まった概念で、「かんばん方式」と…フィンテック→Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。スマホ決済・仮想通貨・AI審査など、ITで従来の金融を刷新するサービ…OEM→自社ブランドを持たず、発注元企業のブランド名で製品を製造・供給する形態。受託製造とも呼ばれ、家電や自動車部品で広く活用される。メーカーは設備…BtoB→BtoBはBusiness to Businessの略で、企業が企業に対して行う電子商取引の形態。消費者向けのBtoC(Business…ロングテール→グラフで右に長く伸びる「尻尾」部分が多数の低売上商品群を示す。ネットは在庫・棚の制約がないため、ニッチ商品も販売でき、その合計がヒット商品に…EDI→EDIはElectronic Data…
企業活動5語
損益計算書→損益計算書はP/L(Profit &…減価償却→建物・機械など時間とともに価値が減る固定資産は、購入時に一括費用計上せず複数年に分けて計上する。これにより各期の損益を適切に反映できる。土地…ABC分析→売上や在庫金額の大きい順にA・B・Cの3グループに分け、Aグループを重点管理する手法。パレートの法則(上位2割が売上8割)を活用し、限られた…貸借対照表→一定時点の「スナップショット」として、左側に資産、右側に負債と純資産を記載する。資産=負債+純資産が常に成立し、左右が必ず一致(バランス)す…固定費→売上がゼロでも発生する費用で、家賃・人件費・減価償却費などが代表例。変動費と対比され、売上高が増えても額は変わらない。固定費が高いほど損益分…
会計・財務1語
技術要素3語
法務8語
特許権→特許権は産業財産権の一種で、新しい技術的アイデア(発明)を保護する。出願から20年間、第三者の無断使用を排除できる独占権。意匠権・商標権・実…著作権→著作権は、著作物を創作した時点で自動的に発生し、登録不要で保護される権利。特許権と異なり出願手続きは不要。プログラムやデータベース、文章・音…製造物責任法→製品の欠陥による被害に対し、製造業者・輸入業者の過失を問わず責任を負わせる法律。従来は被害者側が過失を証明する必要があったが、この法律では欠…商標権→商標権は、商品・サービスに使うロゴや名称を独占的に使用できる権利。特許庁への登録で発生し、存続期間は10年(更新可能)。特許権・実用新案権・…労働者派遣→雇用契約は派遣元(派遣会社)と結ぶが、実際の業務指示は派遣先が行う。請負と異なり、派遣先が直接労働者を指揮できる点が特徴。労働者派遣法により…ISMS→組織が情報資産を守るためのルール・体制を整備し、PDCAで継続改善する管理の仕組み。ISO/IEC…個人情報→氏名・生年月日・住所など、単独または組み合わせで特定の個人を識別できる情報を指す。個人情報保護法で保護対象となり、取得・利用・管理に厳格なル…ISO→ISOはInternational Organization for…
経営戦略1語
経営戦略マネジメント14語
BCP→BCPはBusiness Continuity…プロダクトライフサイクル→製品は導入期→成長期→成熟期→衰退期の4段階をたどる。各段階で売上・競合・戦略が異なり、成熟期が最大売上、衰退期は撤退検討。アウトソーシング→自社のコア業務に集中するため、専門性の高い外部企業に業務を委託する戦略。コスト削減や品質向上が期待できる一方、情報漏洩リスクや管理コストも生…ROI→Return On…学習と成長→バランススコアカード(BSC)は財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4視点で業績を評価する経営手法。学習と成長は人材・組織能力を高め、他3…脅威→SWOT分析の4要素の一つ。強み・弱みは内部環境、機会・脅威は外部環境を指す。脅威は競合台頭・法規制・市場縮小など自社にとってマイナスの外部…ファイブフォース分析→マイケル・ポーターが提唱した業界分析フレームワーク。5つの競争要因が業界の収益性を決定するとし、自社の戦略立案に活用する。SWOT分析が内外…アンゾフの成長マトリクス→縦軸に市場(既存・新規)、横軸に製品(既存・新規)を置き、①市場浸透②新製品開発③新市場開拓④多角化の4戦略に分類する。リスクは多角化が最大…3C分析→Customer(顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)の頭文字を取った分析手法。市場ニーズ・競合優位・自社強みを整理…マーケティングミックス→4P(Product・Price・Place・Promotion)を最適に組み合わせて市場に働きかける戦略手法。単独ではなく「ミックス(組み…KPI→KPIはKGI(最終目標)への到達度を途中段階で測る中間指標。例えばKGIが「売上10億円」なら、KPIは「月間商談件数100件」など。KG…バリューチェーン→企業の活動を主活動(購買・製造・出荷・販売・サービス)と支援活動に分け、どの工程で価値が生まれるかを可視化する。競合との差別化ポイントや強み…PEST分析→Politics・Economy・Society・Technologyの頭文字を取った分析手法。企業内部ではなく外部のマクロ環境を把握するた…ベンチマーキング→自社の製品・業務プロセスを業界最高水準の他社事例と比較分析し、差異を明らかにして改善目標を設定する手法。「ベスト・プラクティス」の導入が目的…
サービスマネジメント10語
評価→PDCAのCはCheck(評価)で、実行結果が計画通りかを検証する段階。問題点を洗い出し、次の改善(A)につなげるための分析を行う。SLA→サービス提供者と利用者の間で、応答時間や可用性などの品質水準を事前に文書化した合意書。守られなければペナルティが発生することもある。ITサー…差分→前回のフルバックアップ時点からの変更分を毎回まとめて保存する。増分と違い「フルからの全変更」を保持するため、復元はフル+最新1回で済む。MTBF→Mean Time Between…サービスデスク→利用者とIT部門の接点を一本化し、問い合わせ・障害・要求を集約して管理する。複数窓口による対応漏れや情報分散を防ぎ、迅速な解決とサービス品質…問題→問題管理は、インシデント管理が症状への対処であるのに対し、障害の根本原因を究明して恒久的な解決を図る活動。根本原因分析(RCA)を通じ、同じ…信頼性→RASISはシステム評価の5指標の頭文字で、Rは…UPS→UPS(無停電電源装置)はバッテリーを内蔵し、停電時でも電力を供給し続ける。突然のシャットダウンによるデータ損失やハードウェア破損を防ぐ。サ…インシデント→サービスの中断・品質低下を引き起こす予期せぬ出来事を指す。インシデント管理は原因究明より「速やかな復旧」を優先する点が問題管理と異なる。キャパシティ→需要予測に基づきCPUやメモリ・帯域などの資源を適切な量に調整する活動。少なすぎると性能劣化、多すぎるとコスト無駄になる。ITILのサービス…
システム監査1語
システム開発技術9語
結合→単体テストが個々のモジュールを単独で検証するのに対し、複数モジュールを組み合わせてインターフェースや連携の不具合を確認する。単体→結合→シス…外部設計→要件定義で「何を作るか」を決めた後、利用者が実際に触れる画面レイアウトや操作フローを設計する工程。内部処理ではなく「外から見える部分」を対象…レビュー→開発の各工程で作成した仕様書やコードなどの成果物を、複数の関係者が集まって確認・検証する活動。テストと異なり、実行せず「目で見て確認」するの…特性要因図→結果(特性)に対し、原因(要因)を主骨・小骨に分けて魚の骨状に描く。QC7つ道具の一つで、品質問題の原因分析に使う。フィッシュボーンチャート…ボトムアップ→下位(末端)モジュールから上位へ向かって順に結合・テストする方式。上位から進めるトップダウンテストと対をなす。スタブ不要だがドライバが必要に…アジャイル→数週間単位の短いイテレーションで開発・テスト・リリースを繰り返す手法。ウォーターフォールが要件を固めてから進むのに対し、途中の仕様変更を歓迎…並行運用→新システム移行時に旧システムと並べて動かし、結果を照合しながら安全を確認する。障害時に旧システムへ即戻せるのが強みだが、コストと運用負荷が二…プロトタイピング→開発の早い段階で試作品(プロトタイプ)を作り、利用者に見せてフィードバックをもらいながら改善を繰り返す手法。要件の曖昧さを早期に解消できるが…回帰→プログラム変更後に、意図しない副作用が既存機能に生じていないかを検証するテスト手法。「退行(後退)していないか」を確かめる意味で「回帰」と呼…
プロジェクトマネジメント4語
WBS→作業を管理しやすい単位まで木構造で分解した図。スコープを漏れなく把握でき、工数見積もりやスケジュール作成の土台になる。成果物や作業単位をWB…クリティカルパス→クリティカルパスはプロジェクト全体の中で最も時間がかかる経路。この経路上の作業に余裕(フロート)はゼロで、1日でも遅れると納期全体が遅延する…ガントチャート→各作業を横棒(バー)で表し、開始日・終了日・期間を一覧で視覚化する図。進捗状況を棒の塗り具合で示せる。ネットワーク図と違い、作業間の依存関係…ファンクションポイント→画面・帳票・ファイルなど「機能の数と複雑さ」を数値化して開発規模を算出する手法。LOC(コード行数)と異なり、実装言語に依存しない点が特徴。…
開発技術1語
アルゴリズムとプログラミング1語
コンピュータ構成要素2語
システム構成要素8語
積→直列システムでは両方の装置が同時に動いて初めて全体が動く。そのため全体稼働率=A×Bと各稼働率を掛け合わせる。並列(どちらか一方でOK)とは…スループット→スループットはシステムの処理能力を示す指標で、単位時間あたりの完了ジョブ数で表す。レスポンスタイム(応答時間)と対になる概念で、スループット…仮想化→物理リソースを論理的に分割し、1台のマシンで複数の独立した環境を同時に動作させる技術。サーバ集約によりコスト削減・リソース効率向上が図れる。…フールプルーフ→利用者の誤った操作を前提に、危険や故障が生じないよう設計する手法。例えば、USBを逆向きに挿せない形状にすること。ポカよけとも呼ばれ、ヒュー…デュアルシステム→2系統が常に同じ処理を行い、結果を照合することで誤りを即検出できる。片系統の障害時も継続稼働可能。デュプレックスシステムとは異なり、待機では…フェールセーフ→障害が起きたとき、システムを危険な状態ではなく安全な状態へ移行させる設計思想。例:原子炉の緊急停止、踏切の遮断機は停電時に閉じる。フールプル…ミラーリング→2台のディスクへ同じデータを同時書き込みし、一方が故障してももう一方で運用を継続できる。RAIDの一種(RAID1)。ストライピングと異なり…分散→複数のコンピュータに処理を割り振ることで負荷を分担し、効率と耐障害性を高める方式。集中処理の対義語であり、一台に処理が集中しないのが特徴。
ソフトウェア2語
データベース7語
第1正規形→正規化の第一段階で、表の各セルに複数の値が入る繰り返しグループを除去した状態。これにより1行1列に必ず1つの値が入るテーブル構造が保証される…ロールバック→処理中に障害が起きた際、そのトランザクションで行った変更をすべて取り消し、開始前の状態に復元する。コミット済みの操作を再適用するロールフォワ…E-R図→E-R図はEntity(実体)とRelationship(関連)を矩形と菱形で表すDB設計図。「学生」「授業」などの実体と「履修する」などの…SELECT→SELECT文はSQLの代表的な命令で、テーブルから指定条件に合う行・列を抽出する。WHERE句で絞り込み、INSERT(挿入)・UPDAT…外部キー→外部キーは、自分の表の列が別の表の主キーと対応し、2つの表を結びつける仕組み。例えば「注文表」の顧客IDが「顧客表」の主キーを参照する列が外…主キー→主キーはテーブルの各行を唯一に特定できる列で、重複やNULLは許されない。外部キーと組み合わせてテーブル間の関係を定義する。選択→選択は表の「行(タプル)」を条件でフィルタリングする演算。列を取り出す「射影」と混同しやすいが、選択は横方向の絞り込み(行)、射影は縦方向の…
ネットワーク8語
LAN→LANはLocal Area Networkの略で、オフィスや学校など限られた範囲内の機器を接続する。広域をつなぐWAN(Wide…DNS→人間が読めるドメイン名(例: example.com)をコンピュータが扱うIPアドレス(例:…32→IPv4のIPアドレスは32ビットで構成され、8ビットずつ4つに区切りドット表記する(例:192.168.0.1)。IPv6は128ビットと…HTTPS→HTTPにSSL/TLSによる暗号化を加えたプロトコル。通信内容を暗号化するため、パスワードやクレジット情報の盗聴を防ぐ。URLが「http…ピアツーピア→各端末が対等(ピア)な立場で直接通信する。クライアントサーバ方式と異なり、中央サーバ不要。ファイル共有ソフトやビットコインのブロックチェーン…スイッチングハブ→受信フレームの宛先MACアドレスをアドレステーブルと照合し、該当ポートだけに転送する。全ポートに送るリピータハブと異なり、無駄なトラフィック…SMTP→SMTPはメール送信専用のプロトコル。受信はPOP3やIMAPが担う。送信=SMTP、受信=POPと役割が分かれている点が試験の頻出対比。ルータ→IPアドレスを基に宛先ネットワークへの最適経路を判断し、パケットを転送する。同一ネットワーク内を繋ぐスイッチと異なり、ネットワーク間の橋渡し…
基礎理論7語
符号化→量子化で数値化された信号を0と1のビット列に変換する処理。標本化→量子化→符号化の最終段階で、デジタルデータとして扱える形式になる。ディープラーニング→機械学習の一種で、脳の神経細胞のつながりを模した「深い(ディープな)」多層ニューラルネットワークを用いる。大量のデータから特徴を自動的に抽出…8→1バイトは8ビットで構成され、コンピュータが情報を扱う基本単位。2の8乗=256通りの値を表現できる。文字コードや色情報など多くのデータがバ…排他的論理和→入力が「0と1」または「1と0」のとき出力1、「0と0」や「1と1」では出力0になる。ANDやORと異なり、「両方同じなら0」が特徴。XOR…機械学習→AIの一分野で、人間が規則を教えるのではなく、大量データからコンピュータ自身が規則やパターンを発見する。画像認識や需要予測など幅広く活用され…論理積→2つの入力がどちらも真のときだけ結果が真になる論理演算。記号は「∧」や「AND」で表す。0と1で考えると1∧1=1のみ真で、それ以外はすべて…Unicode→各国バラバラだった文字コードを統一し、世界中の文字を一つの体系で管理する規格。ASCIIは英数字のみ対応だったが、こちらは漢字・アラビア文字…
情報セキュリティ11語
認証局→公開鍵暗号方式では「その公開鍵が本当に本人のものか」を保証する仕組みが必要。認証局はデジタル証明書を発行してこれを担う。パスポートの発行機関…ファイアウォール→外部との境界に設置し、IPアドレスやポート番号をもとに通信を許可・遮断する。パケットフィルタリングが基本動作。社内を「壁」で囲う役割を担う。可用性→許可された利用者が必要なときに情報や機能を利用できる状態を指す。機密性(漏らさない)・完全性(改ざんさせない)と並ぶ3要素の一つ。システム停…移転→リスクの移転とは、保険加入や契約によって損失を第三者に負担させる対応策。リスクをなくすのではなく「場所を移す」点が特徴。回避・低減・保有とと…アクセス権→利用者やグループごとに「何ができるか」を制限する仕組み。読取り・書込み・実行の3種が代表例。最小権限の原則に基づき、必要な操作だけを許可する…ソーシャルエンジニアリング→マルウェアやハッキングなど技術的手段を使わず、なりすましや盗み見(ショルダーハック)、ごみ漁り(スキャベンジング)など人間の心理的弱点を悪用…SQLインジェクション→Webフォームなどに悪意あるSQL文を埋め込み、DBを直接操作する攻撃。個人情報の漏洩や改ざんが起きる。入力値の検証不足が原因で、プリペアド…WAF→通常のファイアウォールはネットワーク層で通信を制御するが、WAFはHTTPレベルでSQLインジェクションやXSSなどWebアプリ固有の攻撃を…デジタル署名→送信者は自分の秘密鍵でハッシュ値を暗号化して付与する。受信者は送信者の公開鍵で復号し、自ら計算したハッシュ値と一致すれば「本人が送った」「内…多要素→パスワード(知識)・ICカード(所持)・指紋(生体)など異なる要素を2種類以上使う認証方式。1種類だけの多段階認証とは異なり、要素の「種類」…トロイの木馬→外見は無害な正規ソフトに見せかけ、インストール後にバックドア開設や情報窃取などの悪意ある動作を行う。ウイルスと異なり自己複製しない点が特徴。