セキュリティ
ITパスポート試験「情報セキュリティ対策・実装技術」の問題
電子メールにデジタル署名を付与することによって得られる効果だけを全て挙げたものはどれか。可用性が向上する。完全性が向上する。機密性が向上する。
アa,b
イa,c
ウb
エb,c
正解
ウ.b
デジタル署名は送信者が秘密鍵でメッセージのハッシュ値を暗号化し、受信者が公開鍵で検証する仕組みである。これにより「署名後に内容が変更されていないこと(完全性)」を確認できる。一方、メール本文の暗号化はS/MIMEやPGPによる別の操作であるため、署名単体では機密性(盗聴対策)は向上しない。可用性(システムの利用可能状態の維持)ともまったく無関係である。
?選択肢ごとの解説
ア ×「a,b」はaの可用性向上を含んでいるが、デジタル署名は可用性(availability)、すなわちシステムやサービスが常に利用できる状態を保つこととは無関係で…
イ ×「a,c」はaの可用性とcの機密性の両方を含んでいるが、いずれもデジタル署名の効果ではない。機密性向上には暗号化が必要であり、署名操作は暗号化ではない。
ウ ○デジタル署名は送信者が秘密鍵でメッセージのハッシュ値を暗号化し、受信者が公開鍵で検証する仕組みである。これにより「署名後に内容が変更されていないこと(完全性)」を確認できる。一方、メール本文の暗号化はS/MIMEやPGPによる別の操作であるため、署名単体では機密性(盗聴対策)は向上しない。可用性(システムの利用可能状態の維持)ともまったく無関係である。
エ ×「b,c」はbの完全性とcの機密性を組み合わせているが、機密性向上はS/MIMEやPGPでの暗号化によって実現するものであり、署名付与だけでは達成されない。
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