セキュリティ
ITパスポート試験「情報セキュリティ対策・実装技術」の問題
デジタル署名やブロックチェーンで用いられるハッシュ関数には,SHA-256,SHA-512などがある。このようなハッシュ関数に関する記述として,適切なものはどれか。
アあるハッシュ関数を用いて得たハッシュ値を,そのハッシュ関数に入力することによって,元のデータを復元することができる。
イ同じデータを異なるハッシュ関数にそれぞれ入力したとき,得られるハッシュ値は全て同じになる。
ウ同じハッシュ関数を用いる場合,入力したデータが同じであれば,得られるハッシュ値は常に同じになる。
エどのハッシュ関数にもそれぞれの逆関数が存在し,ハッシュ値から元のデータを復元することができる。
正解
ウ.同じハッシュ関数を用いる場合,入力したデータが同じであれば,得られるハッシュ値は常に同じになる。
ハッシュ関数は決定論的(deterministic)であるため、同じハッシュ関数に同じデータを入力すれば、いつでも必ず同一のハッシュ値が得られる。この性質があるからこそ、デジタル署名の検証やファイルの改ざん検出に利用できる。
?選択肢ごとの解説
ア ×ハッシュ値を再度ハッシュ関数に入力しても元のデータは復元できない。ハッシュ関数は一方向性(不可逆性)を持ち、逆算は計算量的に不可能と設計されている。これはハッシ…
イ ×異なるハッシュ関数に同一データを入力した場合、アルゴリズムの違いにより出力されるハッシュ値は原則として異なる。SHA-256とSHA-512ではハッシュ長も計算…
ウ ○ハッシュ関数は決定論的(deterministic)であるため、同じハッシュ関数に同じデータを入力すれば、いつでも必ず同一のハッシュ値が得られる。この性質があるからこそ、デジタル署名の検証やファイルの改ざん検出に利用できる。
エ ×SHA-256やSHA-512など暗号学的ハッシュ関数に逆関数は存在しない。逆関数を持つのは対称暗号(AES等)や非対称暗号(RSA等)であり、ハッシュ関数と暗…
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