法務

ITパスポート試験その他の法律・ガイドライン」の問題

ストラテジ系法務難易度:normal
コーポレートガバナンスに基づく統制を評価する対象として,最も適切なものはどれか。
執行役員の業務成績
全社員の勤務時間
当該企業の法人株主である企業における財務の健全性
取締役会の実効性
正解
取締役会の実効性

コーポレートガバナンス(企業統治)は、株主をはじめとするステークホルダーの利益を守るために、経営者・取締役会の行動を監視・規律する仕組みである。統制を評価する中心的な対象は、最高意思決定機関として経営方針の決定と業務執行の監督を担う「取締役会」の実効性である。日本のコーポレートガバナンス・コードでも取締役会の多様性・独立性・機能発揮が主要原則として定められている。

?選択肢ごとの解説

ア ×執行役員の業務成績は個別の業績評価であり、経営全体の監視・統制を目的とするコーポレートガバナンスの評価対象としては範囲が狭く、適切でない。
イ ×全社員の勤務時間は労務管理の領域に属し、コーポレートガバナンスが評価する経営統制の仕組みとは異なる対象である。
ウ ×当該企業の法人株主の財務健全性は株主側の状態を指しており、企業統治の統制を評価する対象ではなく外部要因に過ぎない。
エ ○コーポレートガバナンス(企業統治)は、株主をはじめとするステークホルダーの利益を守るために、経営者・取締役会の行動を監視・規律する仕組みである。統制を評価する中心的な対象は、最高意思決定機関として経営方針の決定と業務執行の監督を担う「取締役会」の実効性である。日本のコーポレートガバナンス・コードでも取締役会の多様性・独立性・機能発揮が主要原則として定められている。
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