システム監査
ITパスポート試験「システム監査」の問題
委託に基づき他社のシステム監査を実施するとき,システム監査人の行動として,適切なものはどれか。
ア委託元の経営者にとって不利にならないように監査を実施する。
イシステム監査を実施する上で知り得た情報は,全て世間へ公開する。
ウ指摘事項の多寡によって報酬を確定できる契約を結び監査を実施する。
エ十分かつ適切な監査証拠を基に判断する。
正解
エ.十分かつ適切な監査証拠を基に判断する。
経済産業省の「システム監査基準」および「システム管理基準」において、システム監査人の行動規範として「十分かつ適切な監査証拠の収集と、それに基づく客観的な判断」が基本原則として規定されている。監査の信頼性はエビデンスに基づく判断の厳密性に由来するため、この行動は最も適切である。
?選択肢ごとの解説
ア ×委託元経営者にとって不利にならないよう監査を行うことは、独立性・客観性の原則に反する行為である。監査人は利害関係者からの独立性を保ち、事実を公正に報告しなければ…
イ ×監査で知り得た情報を全て公開することは、守秘義務(機密保持義務)の重大な違反である。監査人は業務上知り得た秘密を外部に漏らしてはならないという義務を負う。
ウ ×指摘事項の数で報酬が変わる契約は、監査人が報酬目的で指摘件数を意図的に増減させる動機となり、独立性・客観性・公正性の原則に反する利益相反の構造を生む。
エ ○経済産業省の「システム監査基準」および「システム管理基準」において、システム監査人の行動規範として「十分かつ適切な監査証拠の収集と、それに基づく客観的な判断」が基本原則として規定されている。監査の信頼性はエビデンスに基づく判断の厳密性に由来するため、この行動は最も適切である。
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