コンピュータ構成要素
ITパスポート試験「入出力デバイス」の問題
IoT機器やスマートフォンなどの端末に搭載されているGPS機能を利用して,この端末が自らの位置情報を得る仕組みとして,適切なものはどれか。
ア端末の位置情報の通知要求を電波に乗せて人工衛星に送信し,これに対する応答を受信することによって位置情報を得る。
イ端末の位置情報の通知要求を電波に乗せて地上の無線基地局に送信し,これに対する応答を受信することによって位置情報を得る。
ウ三つ以上の人工衛星が発信している電波を受信して,電波の発信時刻と受信時刻の差などから端末の位置情報を得る。
エ三つ以上の地上の無線基地局が発信している電波を受信して,電波の発信時刻と受信時刻の差などから端末の位置情報を得る。
正解
ウ.三つ以上の人工衛星が発信している電波を受信して,電波の発信時刻と受信時刻の差などから端末の位置情報を得る。
GPS(Global Positioning System)は受動受信方式を採用しており、端末は電波を送信せず、複数の衛星が常時発信する電波を受信するだけで自身の3次元位置を算出する。3つ以上の衛星との距離(時間差×光速)から球の交点として位置を特定する三辺測量の原理を用いる。
?選択肢ごとの解説
ア ×端末から衛星に要求を送信するという能動送信モデルは誤りである。GPSは端末が衛星に何も送らない受動受信方式であり、端末の存在が第三者に知られない設計となっている…
イ ×地上の無線基地局への要求送信による位置取得は、携帯電話網を使った基地局測位(セルロケーション)の説明であり、衛星を使うGPSとは仕組みが根本的に異なる。
ウ ○GPS(Global Positioning System)は受動受信方式を採用しており、端末は電波を送信せず、複数の衛星が常時発信する電波を受信するだけで自身の3次元位置を算出する。3つ以上の衛星との距離(時間差×光速)から球の交点として位置を特定する三辺測量の原理を用いる。
エ ×地上の無線基地局3つ以上から電波を受信する方式はWi-Fi測位や携帯基地局測位(TDOA)に相当する。これはGPSではなく補完的な測位技術である。
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