システム監査
ITパスポート試験「内部統制」の問題
企業の活動に関する記述のうち,内部統制の活動内容として,最も適切なものはどれか。
ア決算発表の内容に重大な誤りがあった場合は,速やかに外部に公表する。
イ支払伝票を起票した際は,起票者が責任をもって確認し最終承認を行う。
ウ定期的にリスクを評価し,洗い出されたリスクの全てを"回避"で対応する。
エ内部通報は必ず直属の上司を通じて行うことを,ルールとして徹底する。
正解
ア.決算発表の内容に重大な誤りがあった場合は,速やかに外部に公表する。
内部統制の4つの目的(①業務の有効性・効率性、②財務報告の信頼性、③法令等の遵守、④資産の保全)のうち、「決算発表の重大な誤りを速やかに外部公表する」は②財務報告の信頼性確保と③法令遵守(金融商品取引法の開示義務)を直接体現する行動である。
?選択肢ごとの解説
ア ○内部統制の4つの目的(①業務の有効性・効率性、②財務報告の信頼性、③法令等の遵守、④資産の保全)のうち、「決算発表の重大な誤りを速やかに外部公表する」は②財務報告の信頼性確保と③法令遵守(金融商品取引法の開示義務)を直接体現する行動である。
イ ×「起票者が自ら最終承認を行う」は内部統制の基本原則である「職務分掌(同一人物が起票・承認の両方を行わない)」に真っ向から違反する。内部統制では牽制機能のために起…
ウ ×洗い出したリスクをすべて「回避」で対応するのは現実的でなく、リスク対応には回避・低減・移転(転嫁)・受容の4種類がある。全てを回避することは過剰なコストや事業機…
エ ×内部通報制度の目的は、直属の上司が関与する不正を安全に報告できる経路を確保することにある。上司を通じることを義務付けると通報が妨害され、制度の実効性が失われる。…
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