法務
ITパスポート試験|著作物の使用事例の
著作物の使用事例のうち,著作権を侵害するおそれのある行為はどれか。
ア音楽番組を家庭でDVDに録画し,録画者本人とその家族の範囲内で使用した。
イ海外のWebサイトに公表された他人の闘病日記を著作者に断りなく翻訳し,自分のWebサイトに公開した。
ウ行政機関が作成し,公開している,自治体の人口に関する報告書を当該機関に断りなく引用し,公立高校の入学試験の問題を作成した。
エ専門誌に掲載された研究論文から数行の文を引用し,その引用箇所と出所を明示して論文を作成した。
正解
イ.海外のWebサイトに公表された他人の闘病日記を著作者に断りなく翻訳し,自分のWebサイトに公開した。
著作権法では翻訳権(第27条)が著作者に専属しており、著作者に無断で他人の著作物を翻訳しWebサイトで公表する行為は翻訳権の侵害となる。海外のWebサイトに公表された著作物であっても、ベルヌ条約の内国民待遇原則により日本の著作権法の保護対象となるため、許諾なしに翻訳・公開することは違法である。
?選択肢ごとの解説
ア ×私的使用のための複製(著作権法第30条)に該当し、家庭内および同居家族の範囲での録画・視聴は著作権侵害とならない。
イ ○著作権法では翻訳権(第27条)が著作者に専属しており、著作者に無断で他人の著作物を翻訳しWebサイトで公表する行為は翻訳権の侵害となる。海外のWebサイトに公表された著作物であっても、ベルヌ条約の内国民待遇原則により日本の著作権法の保護対象となるため、許諾なしに翻訳・公開することは違法である。
ウ ×国・地方公共団体の機関等が一般周知を目的として作成・公表した広報資料・調査統計資料・報告書は、禁転載の記載がなく説明の材料として使う場合には転載が認められる(著…
エ ×出所を明示したうえで必要な範囲内で引用することは著作権法第32条の適法引用に当たり、著作権侵害とはならない。
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作成・校閲:ukamiru編集部 · 最終更新 2026-08-15 · ITパスポート試験 過去問 · itpass-h30h-q10
