データベース
ITパスポート試験「トランザクション処理」の問題
データベース管理システムにおける排他制御の目的として,適切なものはどれか。
ア誤ってデータを修正したり,データを故意に改ざんされたりしないようにする。
イデータとプログラムを相互に独立させることによって,システムの維持管理を容易にする。
ウデータの機密のレベルに応じて,特定の人しかアクセスできないようにする。
エ複数のプログラムが同一のデータを同時にアクセスしたときに,データの不整合が生じないようにする。
正解
エ.複数のプログラムが同一のデータを同時にアクセスしたときに,データの不整合が生じないようにする。
データベースでは複数のトランザクションが同時実行されると、読み取り中のデータが別トランザクションによって書き換えられる「ダーティリード」や「失われた更新(ロストアップデート)」といった不整合が生じる。排他制御はロック機構によって同一データへの同時アクセスを順序化し、トランザクションのACID特性のうち「隔離性(Isolation)」を保証するための手段である。
?選択肢ごとの解説
ア ×データの誤操作や改ざん防止はアクセス制御・認証・暗号化といったセキュリティ対策の領域であり、排他制御の目的ではない。排他制御はデータの内容を守るのではなく、同時…
イ ×データとプログラムの独立性を保つのはデータベース管理システムの「データ独立性」という特性であり、スキーマとプログラムを分離することで実現される概念である。排他制…
ウ ×機密レベルに応じたアクセス制限はアクセス権管理(権限制御)の説明である。排他制御は誰がアクセスできるかではなく、同時にアクセスしたときの順序・整合性を制御するも…
エ ○データベースでは複数のトランザクションが同時実行されると、読み取り中のデータが別トランザクションによって書き換えられる「ダーティリード」や「失われた更新(ロストアップデート)」といった不整合が生じる。排他制御はロック機構によって同一データへの同時アクセスを順序化し、トランザクションのACID特性のうち「隔離性(Isolation)」を保証するための手段である。
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