法務
ITパスポート試験「セキュリティ関連法規」の問題
不適切な行為a~cのうち,不正アクセス禁止法において規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,正当な理由なく本人に無断で第三者に提供する。他人の電子メールの利用者IDとパスワードを本人に無断で使用して,ネットワーク経由でメールサーバ上のその人の電子メールを閲覧する。メールサーバにアクセスできないよう,電子メールの利用者IDとパスワードを無効にするマルウェアを作成する。
アa,b
イa,b,c
ウb
エb,c
正解
ア.a,b
不正アクセス禁止法(正式名称:不正アクセス行為の禁止等に関する法律)は、①不正アクセス行為(第3条)と②不正アクセスを助長する行為、すなわちID・パスワードの不正取得・保管・提供(第4〜7条)を規制する。aの「第三者への無断提供」は不正アクセス助長行為(第5条)に、bの「他人のID・パスワードを使ったアクセス」は不正アクセス行為(第3条)にそれぞれ該当する。
?選択肢ごとの解説
ア ○不正アクセス禁止法(正式名称:不正アクセス行為の禁止等に関する法律)は、①不正アクセス行為(第3条)と②不正アクセスを助長する行為、すなわちID・パスワードの不正取得・保管・提供(第4〜7条)を規制する。aの「第三者への無断提供」は不正アクセス助長行為(第5条)に、bの「他人のID・パスワードを使ったアクセス」は不正アクセス行為(第3条)にそれぞれ該当する。
イ ×a・b・c全てを選ぶ選択肢だが、cのマルウェア作成は不正アクセス禁止法ではなく刑法第168条の2(不正指令電磁的記録作成罪、いわゆるウイルス作成罪)の規制対象で…
ウ ×bのみを選ぶ選択肢だが、aの不正なID・パスワード提供も不正アクセス禁止法で明示的に禁止されているため、bだけに絞るのは不十分である。
エ ×bとcを選ぶ選択肢だが、cは不正アクセス禁止法の対象外であり、aを含めていない点でも誤りである。
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