法務
ITパスポート試験「知的財産権」の問題
プロサッカーチームのファンの集いで,人気のある選手が背広姿でサインをしている姿を撮影し,プリントしてフリーマーケットで販売した。この行為によって侵害されるおそれがある選手が有する権利として,最も適切なものはどれか。
ア意匠権
イ商標権
ウ著作権
エパブリシティ権
正解
エ.パブリシティ権
パブリシティ権は、著名人が自己の氏名・肖像等の顧客吸引力を排他的に支配する権利であり、判例法上認められている(最高裁2012年「ピンク・レディー事件」)。写真をプリントしてフリーマーケットで販売する行為は、選手の顧客吸引力を無断で商業利用しており、パブリシティ権の侵害に当たる。
?選択肢ごとの解説
ア ×意匠権は、物品・建築物・画像の外観デザイン(形状・模様・色彩)を保護する産業財産権であり、人物の写真販売とは無関係である。
イ ×商標権は、商品・サービスを識別するマーク(文字・図形・記号など)を保護する権利であり、選手個人の肖像の商業利用を直接禁じるものではない。
ウ ×著作権は、写真を撮影した者(カメラマン)が持つ可能性はあるが、問いは「選手が有する権利」を問うている。選手自身は一般的に写真の著作権を持たないため、選手の権利と…
エ ○パブリシティ権は、著名人が自己の氏名・肖像等の顧客吸引力を排他的に支配する権利であり、判例法上認められている(最高裁2012年「ピンク・レディー事件」)。写真をプリントしてフリーマーケットで販売する行為は、選手の顧客吸引力を無断で商業利用しており、パブリシティ権の侵害に当たる。
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