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企業活動・会計・業務改善:会社のお金と仕事の流れを読む

企業活動、業務フロー、PDCA、財務諸表、損益分岐点、データ利活用を一つの流れとして整理し、会社のお金と仕事の関係を理解する講義です。目的と指標を先に確認し、業務の流れと数字を結び付けて読む力を養います。個別企業の投資判断は扱いません。

要点

  1. まず確認したいのは、何を達成したいのかという目的と、その達成度を測る指標です。
  2. そのうえで、人・物・金・情報といった経営資源が、どの業務でどう使われているかを見ます。
  3. 試験では、現場の作業名だけでなく、業務の流れと会計上の結果がどう結び付くかを説明できることが重要です。
  4. 特に、売上が増えても利益が増えるとは限らない点に注意します。
  5. 中心になる考え方は、PDCA、業務フロー、財務諸表、損益分岐点、データ利活用です。
  6. 改善ではPDCAの順番と役割を正確に押さえ、業務フローで手順と受け渡しを見える化し、数字で結果を確かめます。

判断のルール

  • PDCAは、計画、実行、確認、改善の順で業務を見直す考え方です。
  • 業務フローは、仕事の手順や担当間の受け渡しを流れとして表したものです。
  • ここでは、改善の枠組みと、流れを表す図を区別して覚えましょう。
  • CheckとActを同じだと思わないようにしたいです。
  • 貸借対照表は、ある時点での会社の資産、負債、純資産の状態を示します。
  • 損益計算書は、一定期間の収益と費用、そして利益や損失の結果を示します。

章立て

  1. 0:00導入
  2. 0:21中心概念
  3. 1:02重要用語
  4. 1:45基本ルール
  5. 2:10判断手順
  6. 2:38確認ケース1
  7. 3:11確認ケース2
  8. 4:19確認ケース3
  9. 5:17よくある誤り
  10. 6:32まとめ

講義の書き起こし

無料公開している講義は、読んで確認できるように全文を載せています。

女性講師第1講では、企業活動・会計・業務改善を一つの流れとして学びます。会社の仕事を、目的に向かって資源を配分し、結果を数字で確かめながら改善する流れとして読むのが出発点です。

男性講師作業をばらばらに覚えるのでなく、つながりで見るんですね。

女性講師はい。まず確認したいのは、何を達成したいのかという目的と、その達成度を測る指標です。そのうえで、人・物・金・情報といった経営資源が、どの業務でどう使われているかを見ます。

男性講師先に目的と指標を見るのが大事なんですね。

女性講師その通りです。試験では、現場の作業名だけでなく、業務の流れと会計上の結果がどう結び付くかを説明できることが重要です。特に、売上が増えても利益が増えるとは限らない点に注意します。

男性講師売上だけ見て安心しない、ということですね。

女性講師中心になる考え方は、PDCA、業務フロー、財務諸表、損益分岐点、データ利活用です。改善ではPDCAの順番と役割を正確に押さえ、業務フローで手順と受け渡しを見える化し、数字で結果を確かめます。

男性講師流れを見る道具と、改善の進め方は別なんですね。

女性講師そうです。業務フローは仕事が誰から誰へ、どの順で渡るかを表し、重複作業、待ち時間、入力ミスの発生箇所などを見つける助けになります。データは集めるだけでなく、目的に合った指標を選び、改善につなげて使います。

男性講師重要用語はどれを先に固めればいいですか。

女性講師PDCAは、計画、実行、確認、改善の順で業務を見直す考え方です。業務フローは、仕事の手順や担当間の受け渡しを流れとして表したものです。ここでは、改善の枠組みと、流れを表す図を区別して覚えましょう。

男性講師CheckとActを同じだと思わないようにしたいです。

女性講師次に財務諸表です。貸借対照表は、ある時点での会社の資産、負債、純資産の状態を示します。損益計算書は、一定期間の収益と費用、そして利益や損失の結果を示します。時間軸の違いが最重要です。

男性講師一時点か、一定期間かを先に見るわけですね。

女性講師基本ルールは五つです。改善案はPDCAの順番に沿って考えること、業務の課題は流れと数字の両面から確認すること、財務諸表は表す対象と時間軸を区別して読むこと、採算の判断では固定費と変動費を分けて考えること、そして会計基準や統計用語は受験日の法令基準日で確認することです。

男性講師損益分岐点では、固定費と変動費を分けるのが前提なんですね。

女性講師例題1です。『制度・商品の判断』を確認します。ある会社では、受注から出荷までの手順を見直したいと考えています。まず目標を決め、次に実行し、その結果を確認して、最後に改善を次回へ反映する進め方として最も適切な考え方は何ですか。

男性講師問題文のどの条件を見て、どの順番で判断するかを考えましょう。

女性講師問題文には、目標を決める、実行する、結果を確認する、改善を反映する、という順番が示されています。これはPlan、Do、Check、Actの流れと一致します。業務フローは仕事の手順を表すものですが、改善を進める枠組みそのものではありません。したがって、ここで問われているのは継続的改善の考え方であり、PDCAと判断します。 答えは、PDCAです。 Plan→Do→Check→Actの順番になっているかを確認します。Checkの後にActが来る点を取り違えないことが大切です。

男性講師次は例題2です。『簡単な計算または比較』を確認します。ある商品について、販売価格は1個1,000円、1個当たりの変動費は600円、固定費は40,000円とします。このとき、損益分岐点となる販売数量は何個ですか。

女性講師1個売るごとに固定費の回収に充てられる金額は、販売価格1,000円から変動費600円を引いた400円です。これを限界利益として考えると、固定費40,000円を回収するには40,000÷400で100個必要です。ここでは、損益分岐点は利益がゼロになる数量なので、固定費を1個当たりの回収額で割って求めます。 答えは、100個です。 固定費と変動費を混同しないこと、販売価格から変動費を引いてから割ることを確認します。40,000÷1,000ではない点に注意します。

男性講師最後に例題3です。『誤りやすい条件確認』を確認します。次の説明のうち、正しいものを一つ選んでください。A: 貸借対照表は一定期間の収益と費用を示す。B: 損益計算書はある時点の資産と負債を示す。C: 貸借対照表はある時点の資産、負債、純資産の状態を示す。

女性講師貸借対照表は、ある時点の会社の状態を見る表で、資産、負債、純資産を示します。一方、損益計算書は一定期間の収益と費用、利益や損失を示します。したがって、AとBはそれぞれ両者の役割を入れ替えてしまっているため誤りです。時間軸と示す内容の組み合わせを正確に押さえることが判断のポイントです。 答えは、Cが正しいです。

男性講師確認は、一時点か一定期間かを先に確認します。そのうえで、状態を示すのか、成績を示すのかを対応付けると迷いにくくなります。 結論だけでなく、判断理由まで説明できるようにしましょう。

女性講師よくある誤りを確認します。PDCAのCheckとActを同じ意味だと思ってしまう。 貸借対照表と損益計算書の時間軸の違いを混同する。 売上が増えれば必ず利益も増えると考えてしまう。 件数の増加だけを見て業務改善の成功と判断してしまう。 損益分岐点で固定費と変動費を分けずに考えてしまう。

男性講師まとめると、目的と指標を先に確認してから業務を見る。 業務フローは作業の順序と受け渡しを把握する手がかりになる。 貸借対照表は一時点、損益計算書は一定期間を表す。 損益分岐点は固定費・変動費・売上の関係で考える。 データは集めるだけでなく改善につなげて使う。

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